コンセプト・ご挨拶
コンセプト
美味しいお米のふるさと秋田から、
香ばしい米菓を全国へ
奥羽山脈と出羽山脈が連なる自然に恵まれた秋田県では、雪国ならではの豊富できれいな雪解け水を利用し、古くから美味しいお米が作られてきました。現在ではお米の収穫量が全国で3番目に多く、日本有数の米どころとして知られています。
まだ地元産の米菓が無かった1966年の創業当時、有志によって始まった“米菓創出プロジェクト”により当社の歩みがスタートしました。「米の名産地秋田の米菓を味わってほしい」という熱い想いのもとで、様々な技術革新と試行錯誤を重ね、手づくりと変わらない香ばしい伝統的な味わいを工場生産で実現。全国へと販路が広がっていきました。
現在では米菓メーカーとして、自社製品に限らず様々な菓子の製造を担うようになりましたが、創業当時の想いを変わらずに受け継ぎ、現代にあった米菓を探求しながら、お客様に喜んでいただける製品づくりに取り組んでいます。
お米の美味しさを楽しめる香ばしい米菓を、秋田から全国の皆さまへお届けする。
今も、そしてこれからも、秋田いなふく米菓の変わらぬ使命です。
社名について
古来秋田では、収穫間近の黄金色の稲穂を「稲の福」と呼んでいました。お米を使った会社の事業を通じて、広く「福」をもたらしたいという思いが、社名の由来となっています。
ハウスマーク
あられ・せんべいの原料となる“米”の字をもとにデザインされました。稲が穂（福）を抱き込んでいるイメージを図案化したものです。
企業理念
日本人の食生活を支え、食文化の向上に貢献することを使命とし、
常に技術革新に挑戦し最高の品質とお客様に喜ばれる安全安心な米菓の提供により、
新たな価値と顧客の創造を図り、使命の実現と社会の発展に寄与する。
ご挨拶
設立以来、米菓専門メーカーとしての道を歩み続け半世紀が経ちますが、今なお数多くのお客さまにご愛顧いただき、全国に商品をお届けできることを大変嬉しく思っております。
秋田の米菓の歴史とともに歩んできた当社は、地元の食文化や食の美味しさを多くの方に広める一翼も担っており、その存在意義や使命には大変大きな責任があるものと、日ごろより感じているところです。
一方で、近年はライフスタイルの変化や食の多様化などの影響から、伝統的な米菓の消費量が減り、市場としては縮小傾向が続いております。こうした時代の流れを新しいニーズと捉えて、いかに変革していくかが試される時と受け止めております。業界においても、企業においても、環境の変化に即して新しい姿に変わっていくことが必要です。
当社では、培ったノウハウや製造技術を生かし、自社製品に限らず幅広い分野での応用を進めるほか、他社との連携・協業による新たな価値の創造など、フレキシブルな製造体制を構築。将来にわたり持続可能な米菓メーカーとしてのチャレンジを続けています。
秋田の米菓を全国へ。創業から変わらぬ想いと、新しい時代に向けた創意工夫を胸に、従業員一同力を合わせて邁進してまいります。
代表取締役社長